Outdoor Photography from USA

米国駐在員によるアメリカ旅ブログ。自分が絶景認定した写真を勝手気ままにご紹介します。

オーロラを撮る!- イエローナイフ旅行2日目 -

Prologue

 

1日目の振り返りです。

 

tetsurokt.hatenablog.com

 

 

ほぼ丸一日かかったフライトのあと、鮮やかなオーロラに恵まれました!
オーロラ撮影の設定も頭に入れつつ、1日目は朝4時にご就寝。心地よい満足度の中、泥のように眠ったのでした。

 

 

Episode

 

朝10時半、起床。

 

 

旅に来て、こんなに朝を気にしなくてよい日があったでしょうか?ホントは朝日もきれいなんでしょうが、今回の旅の目的はオーロラですからね。オーロラのために体力を温存しておくことも大事なミッションです。

 

 

今日はまず、イエローナイフで評判のカフェに朝昼兼用のご飯を食べに行きました。
英語だとBrunchといいます。BreakfastとLunchを重ねた用語だと思いますが、日本でも王様のブランチという番組がありましたよね。意味を知ったときにあーあれかー!と思いました。

 

 

 

イエローナイフは小さな町なのですが、The Fat Fox というカフェが一番と評判らしいです。確かに結構たくさんの人でにぎわっていました。(注:2019年現在、閉店しているようです)

 

 

f:id:TetsuroKt:20190324134917j:plain

Yellowknife - Cafe

いい雰囲気ですよね。コーヒーもとてもおいしくいただきました。僕は風景写真以外ほとんど撮らないので、こういうところにカメラを持ち込まないですし、撮り忘れてしまうんですが今回はアップします。

f:id:TetsuroKt:20190324141544j:plain

Yellowknife - Cafe店内

午後からは犬ぞり体験です。これも大塚さん経由で予約していただきました。担当者はカナダローカルの方なので、英語が少し使えたほうが良いと思います。

f:id:TetsuroKt:20190324141727j:plain

Yellowknife - 犬ぞり

 

夫婦そろって犬が好き。
なので犬に引っ張ってもらうってなんか悪いなと思いつつ、楽しかったです。おすすめ。正直たいしたことないだろうと思ってましたが楽しかったし、貴重な体験でした。

 

 

そんなこんなでまたオーロラの時間がやってきます。

 

 

今日は昨日とは違うスポットに少しずつ場所を変えながらオーロラを鑑賞します。おそらく雲の動きやオーロラの出る角度から大塚さんが独自に判断しているんだろうなと思いますが、さすがの感覚ですよね。

 

この日は少し雲が多かったことと、オーロラにも昨日ほどのパワーがありませんでしたが、昨日よりも大きく広がるようなオーロラになりました。

f:id:TetsuroKt:20190324142004j:plain

Yellowknife - Aurora

f:id:TetsuroKt:20190324145110j:plain

Yellowknife - Aurora

f:id:TetsuroKt:20190324145518j:plain

Yellowknife - Aurora



様々な表情があっていいですよね。昨日よりも写真撮影に手慣れてきた僕たちは、自分たちが入って写真を撮ってみました。

f:id:TetsuroKt:20190324150317j:plain

Yellowknife - Aurora + 人



ライトで少し照らしています。露光時間は4秒に対し、ライトで照らしているのは0.5秒ほど。

 

時間が経つにつれてだんたんと雲が広がってきてしまったのでこの日のオーロラ観賞はこれでおしまい。こんな日もあります。こんな日とか言ってますがめちゃくちゃオーロラ見れてますけどね。

 

 

Epilogue

 

オーロラと人を同時に撮るにはコツがいります。

 

人を撮ってあげるなら、自分がライトを操作できるので問題ないですが、自分が入りたいときは人にお願いしないといけません。ライトは強力なものより少し分散するようなもの(安いライト)が望ましいです。

 

オーロラ撮影で最も難しいのはセオリーがないことだと思いました。星撮影のように超広角で30秒、F2.8、ISO3200というように決め打ちするのではなく、その日のオーロラの強さ、動きの速さに応じて設定を変更してください。

 

とはいえ、基準になるのはF2.8 – 3.5、4 – 8秒、ISO1600-3200くらいになると思います。この範囲内でベストな設定を模索してみてください。

 

 

そして犬はかわいい。