秘境を撮る!- ハバスパイ旅行 3日目 -
Prologue
2日目の振り返りです。
Havasu Fallと並んで有名なMooney FallとBeaver Fallに圧倒され、大満足な一行。
初日の疲れもだいぶ取れ、お昼はハンモックで昼寝に興じるなどHavasupaiを満喫しました。
翌日は、キャンプグラウンドとHavasu村の間にある2つの滝を楽しんで、そのまま帰路につく予定です
Episode
予定より早く旅を終える。
みなさんはそんな経験はあるでしょうか??今回僕たちは翌日に別の予定があったので2泊でHavasupaiをあとにすることにしました。
もともと2泊3日を希望していたのですが、2019年のキャンプグラウンドの予約は3泊4日のみという縛りがありました。なのでこの旅程は想定内でした。
後ろ髪をひかれる思いで、朝9時、キャンプグラウンドとHavasu Fallを出発します。
キャンプグラウンドとビレッジの間の2マイルにはFifty foot Fallと、Little Navajo Fallがあります。今日はこれを写真に収めるのが最大の目的です。
かつてはNavajo Fallという大きな滝があったようなのですが、2008年の洪水で地形が変化してしまい、Navajo Fallのあった場所は水が枯渇した状態になっています。
その代わりFifty foot FallとLittle Navajo Fallという2つの滝が生まれました。
まずはキャンプに近い側にあるLittle Navajo Fall。十分すぎるほどきれいな滝ですよね。
Havasu Fallを見た後なので感覚がマヒしてしまっていますが、マイナスイオンたっぷりの癒しの滝です。
こちらがトレイルからちょっと奥に行ったところにある、Fifty foot Fallです。
横に広い滝で全貌が入り切っていませんが、これまた高さはないものの美しい滝です。僕たちは朝早くに行ったのですが、お昼くらいのほうが太陽の光が差し込んできれいに見えるんだろうなーと思いました。
僕がこれらの滝よりむしろきれいだと思ったのはこの2つの間にある、この川。
下の方に見えるのがLittle Navajo Fallです。
程よくダムができていて、水浴びには最適に見えます。夏場はこの天然のプールで泳げたら最高なんだろうなー!
名残惜しくも桃源郷に別れを告げ、過酷な登りのトレイルに挑みます。
僕たちは9時に出発しましたが、夏にチャレンジする方はもっと朝早く、もしくは夕方に出発してください。
トレイルの後半は全く日影がなくなるので、お昼近いと体力の消耗が早いです。
帰りはこまめに水分補給とエネルギーチャージをして、6時間の行程を登り切りました。ほとんどフラットな道なのですが、最後のスイッチバックはかなり過酷でした。。
Hilltopから帰る途中、またも雹に見舞われました。
Grand Canyonの春はまだまだ遅いようです。
Epilogue
3日目はほとんど帰り道ということで写真少な目となってしまいました。
次回は今回の旅の経験を踏まえて、どういった装備で行けばいいか?何時に出発すればいいか?キャンプグラウンドには何があるのか??などについて書いていきたいと思います。
ちょっと内容の薄い今回のブログなので、どういった設定で写真を撮って、どの設定で現像しているか、最後に書いておきたいと思います。
僕が使っているレンズはFA31 mmを主に使用しており、今回の旅ではPL filterとND64 fliterの組み合わせで滝を撮りました。
設定はF値は割と適当で、F8-14の間になるように、シャッタースピードが1秒前後になるように調整して撮影しています。三脚必須です。
現像はLightroomで行っているのですが、今回はこのような設定で現像しています。
(もちろん写真によって異なるので、例を挙げます)
Pentaxのカメラで撮影したRawデータをLightroomに読み込むと、実際に撮影したものよりだいぶ色彩の薄いものになってしまうので、僕は思い切って色々変えています。
(僕のLightroomが古いからかもしれません。最近のLightroomではPentax用にアップデートされており、色彩も鮮やかという情報も見ます)
Before Afterなどは、今後もし現像に関しての細かい設定を解説する記事を書ければ題材にしていきたいと思います。今回は色鮮やかな滝の写真にするには、という観点で参考にしていただければと思います。
こちらの過去記事もぜひ見てみてください。