ホワイトサンズを撮る!- ニューメキシコ旅行 1日目 -
旅行日 2018年5月17 - 20日
更新日 2019年5月20日
Prologue
ニューメキシコ州に、2018年5月に行ってきました!
お目当てはホワイトサンズ国定記念物(White Sands National Monument)。
数年前まで決して有名ではなかったホワイトサンズだと思いますが、その絶景が書籍や
Instagramなどで取り上げられてから知名度を増しています。
地理的には不便な位置にあるので、まだ日本からの観光客は多くない地域だと思います。
青空の下の白い砂ももちろん絶景ですが、朝日や夕方の日が傾いたときに見られる景色が一段と美しいといわれています。しかしながら多くの場合朝日を鑑賞することはできません。
ホワイトサンズにはゲートが設けられており、夜間や朝日が昇る時刻には解放されていないのです。
しかしながら夜空と朝日を鑑賞する方法が一つだけあります。
Backcountry Campingを申請すれば良いのです!
もともと2月に行こうと思っていたホワイトサンズですが、その時期はキャンプをするには凍えるような寒さですので、もっと温かい時期の5月に予定を変更して向かいました。
今回の旅程は3泊4日。南カリフォルニアからキャンプ道具を持って車で向かう強行軍です。近くにあるカールズバッド洞窟国立公園(Calsbad Cavern National Park)、帰り道にあるサワロ国立公園(Saguaro National Park)も楽しむ!ことを目標に設定しました。
Episode
今回の旅程は、南カリフォルニアからのドライブ。まずホワイトサンズまで12時間ノンストップの旅です。運転は妻と交代交代。
事前にHPで確認していたのですが、到着日はキャンプができないらしい。(ミサイル実験場がホワイトサンズからほど近く、その影響のようです)
念のためVisitor Centerに行ってみて再度キャンプができないことを確認ののち、近場のモーテルで旅の疲れをしばし取ります。
その後ホワイトサンズの夕景を撮りに向かいました。
ニューメキシコ州の州花でもあるYukkaと白い砂。これぞホワイトサンズって感じです。
写真からお気づきかもしれませんが、風がものすごく、防塵のカメラでなければかなり気を遣うシチュエーションです。
これが見たかったんです!
めちゃめちゃ風の強い日であるものの、この美しさ。コンディションの良い日はどうなってしまうのでしょう?期待が高まります。
日没とともにゲートが閉まってしまうので、この日はこれで退散。
・・・その日の夜、今後の計画を確認しました。
繰り返しになりますが、今回の旅程は3泊4日、ホワイトサンズでキャンプ、カールズバッド洞窟国立公園、サワロ国立公園をめぐることを目標にしていました。
1日を移動で使ってしまった上に、ホワイトサンズのキャンプ場がFirst Come – First Serveであることを考えると(要は早い者勝ち)、確実にキャンプを勝ち取るためにオープンしてすぐにVisitor Centerに行きたい。
一方カールズバッド洞窟まで片道3.5時間。
ホワイトサンズは7時オープンなのでオープンしてキャンプ場確保してからカールスバッドに行くと到着は11時近くなってしまう・・。
帰りにかかる時間も考えるとカールスバッドで遊べる時間が1時間くらいしか確保できない!などと悩みに悩み、賭けに出ました。
砂漠でキャンプする人なんてそんなにいないだろう
=14時くらいまでに戻ってこれれば、キャンプ場に空きがあるのではないか?
というわけで、朝日が出る前からカールズバッドに向かい、3-4時間遊んでホワイトサンズに帰ってくる!
洞窟もキャンプも出来たらラッキー!戦略です。
果たしてこの賭けがうまくいったのかどうか、2日目のブログをお楽しみにしてください。
Epilogue
写真を紹介するブログなのに、1日目は移動ばかりで写真が少なくてごめんなさい!
2日目からたっぷりとご紹介できると思うのでもう少しお時間ください。
ホワイトサンズは年に数メートルも移動するほど、風の強いエリアになっています。
そのためか足跡のないフォトジェニックスポットを探すのはそんなに難しくないです。僕たちは駐車場から5分くらい歩いて見つけられました。
一方、目印がほとんどないので、どっちから来たか忘れないように注意してくださいね。昼間の気温は30度超えていました。水分も絶対必要です。
まとめ
・運転12時間+時差2時間のため、一日目は移動日になる!
・ホワイトサンズはゲートがあり、入場は朝7時から帰りは日没後1時間くらいまで!
・バックカントリーキャンプなら、時間制限は無視できる。
・風が強いが、5月でも気温は30℃以上に達する!
・乾燥しているので水分補給必須!
・朝焼け&夕焼けが必見の絶景スポット!
・カメラは広角 - 標準レンズがあれば楽しめる!
・空をきれいに撮るために、PLフィルターが必須!
ニューメキシコ州編、2日目以降の記事はこちら。