ニュージーランドを撮る!南島編 その4 ワナカ湖 - 心に響く一本の木
投稿日:2020年4月23日
あぶないあぶない。
油断をするとまたブログのアップが遅れてしまう。
1週間くらい空いてしまいましたが、今回はワナカ湖をご紹介したいと思います。
ワナカの見所は
①ワナカツリー!
②ロイズピーク!
③氷河が見れる!
となってます。僕のブログでは主にワナカツリーについてご紹介。
場所はこちら。
南島を観光するなら確実によることになるであろう、クイーンズタウンから車で1時間ほどのところにある湖畔の静かな町です。
①ワナカツリー!
この町で最も有名なのは"ワナカツリー"と呼ばれる一本の木。
世界で最も有名な木とも言われています。
Google Mapで#ThatWanakaTreeと記載されている場所に佇んでます。
市街からもほど近いのでアクセスは抜群。
まずは写真をご覧ください。
海外絶景写真とかで取り上げられることも増えてきたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、湖の中から顔を出す特徴的な形をした木がワナカツリーです。
この日もたくさんの人が写真を撮りに来ていました。
ワナカ湖は南島で3番目に大きい湖ですが、風のないコンディションであれば綺麗に反射した写真が撮れます。
日が沈むと色が変わります。
ブルーアワーって最高ですよね。カメラをやってたらこの時間帯ははずせないです。
ワナカはクイーンズタウンに比べると標高も高いので、星がめちゃめちゃ綺麗に見えます。
ワナカツリーは町に近いのですが、それでもこれくらいの美しさ。
北東向きにカメラを構えることになりますので、特徴的な星座は見当たらないかもしれないですね。
星空もテカポと変わらない、もしくは上回る美しさです。
ワナカツリーとは違うスポットですが、こんな写真が撮れますよ。写りすぎて気持ち悪いくらい 笑
南十字星も写ってます。お分かりいただけますか??
②ロイズピーク
ロイズピークはあまりにもフォトジェニックということでここ最近急速に有名になったスポット。
日が昇る前から登山を開始して、山頂で夜明けを見るのが猛者たちのトレンドの様です。
僕たちはフライトの関係もあって途中までしか行けませんでしたが、山頂からはこんな景色が見れる様です。(写真お借りしました。下記リンクも参考にしてください)
https://serenaslenses.net/roys-peak-hike-the-most-instagrammable-spot-in-new-zealand/
すっごいいい景色ですよね!
トレイルの入り口まではワナカの町から20分くらいで行けてしまうので、とても魅力的です。
が、勾配がマジでエグいです。。
ひたすら黙々と登り続けるので、ハイキングシューズと覚悟が必要です。
往復は6時間かかると言われているので、朝日を見たい人は朝4時には登り始めないといけない計算、、
僕は妻の膝の状態が良くないこともあって、優先順位を下げて途中まで行ってみることにしました。
30分くらい登っただけですが、とても綺麗な景色を味わえますよ。
ただ勾配はきついです(大事なことは2度言う)
③氷河が見れる!
時間がなくて僕はいけてないのですが、ワナカから車で1時間ほどでロブ・ロイ氷河へ向かうトレイルにいけます。
写真などは下記のブログを参考にされてください(英語です)。
https://www.we12travel.com/rob-roy-glacier-track/
南島で最も有名な氷河の一つはマウント・クックなのですが、わざわざマウント・クックまで行かなくても氷河が見れる!と言うことで地元の人はおすすめのスポットなのだとか。
まとめ
ワナカはあまり有名なスポットではないと思いますが、1-2泊しても十分楽しめるスポット満載です!
僕は南島で一番好きな町になりました。
おまけですが、クイーンズタウンとワナカ の間はセントラル・オタゴと言われるエリアで、ワインが超有名です。
観光ついでにワイナリー 巡りも楽しめるこの町に遊びに行ってみませんか??
ニュージーランドを撮る!南島編 その2 テカポ - 善き羊飼いの教会の撮り方を考える
投稿日:2020.04.07
テカポは星空が美しいことで有名な湖畔の街です。
湖もミルキーブルーで美しいのですが、なんと言っても湖畔にある教会 - 善き羊飼いの教会がとてもいい味を出しているんです。この教会を見たらすぐテカポって分かりますね。
この教会と星空を撮ることが今回の目的。
星空が綺麗なだけあって、都市からのアクセスは遠め。クライストチャーチから3時間のドライブが必要です。
道中も羊がいたり壮大な景色で綺麗なんですけどね、僕らが行った日は生憎の雨だったので途中の写真はありません。。
テカポ湖と言えばこの教会 - 善き羊飼いの教会。
この教会を撮るに当たって、教会の情報についてお伝えしたいと思います。
善き羊飼いの教会は、テカポ湖の南岸にあります。
テカポ湖南岸には宿泊施設が多くあります。(と言っても数は限られてますが)
そして教会の写真を撮るに際し一番大事なのがこれ。
朝焼けの時の写真なんですが、お分かりいただけますか?
柵があるんですよ。(後ろにあるのがテカポ湖です)
日中は開放されているので近づけるのですが、夜間は閉鎖されるため近づけません。
僕は教会のすぐ下から超広角のレンズで星と教会の写真を撮りたかったのですが、この柵があるため不可能であることが分かりました。
とは言いつつ当日は雲が出ていてバッチリではありませんでしたが、下のような写真が撮れました。
この写真は湖を背にして、教会を撮ってます。南東に向かってカメラを構えているということですね。
すると天の川や南十字星が写ってくれました。
しかし超広角で撮ってるので教会がイメージしていたものより小さくなってしまいました。
もし教会をメインで撮りたい方はフルサイズ換算で20 - 30mmくらいのレンズだといい感じに写るのではないかと思います!
角度的には天の川も写るのでこの角度がいいのではないかと思うのですが、一つ難点があります。
超強力なライトがあるんです!
広角で撮るとどうしてもこのライトの影響を受けてしまうんですよね。。
こだわりの一枚を撮りたい方、これらの条件を考えてどの写真を撮りたいか写真にイメージしてみてください!
・教会の正面の写真?
・教会はアップにする?
・天の川の写真?
・公害の少ない星空の写真?
これらから自分のベストの角度、レンズ選択をしてみてください。
個人的な感想ですが、テカポは確かに星が綺麗に見えますが、やはり町の明かりが気になります。
テカポからマウントクックの方に少し離れてしまった方が星は綺麗に撮れると思います。
ただ、やはりこの教会とセットで撮りたいという方はいると思うので、そういう方は教会をきちんと目立たせるために20-30mmくらいのレンズを用意いただけるといいのかな、と思いました。
尖塔を撮る!ブライスキャニオン国立公園
Prologue
グランドサークルを回る旅の中で、ブライスキャニオン国立公園(Bryce Canyon National Park)に行ってきました。
場所は、前回までのご紹介したザイオン国立公園から車で90分。アメリカで90分はかなり近い距離です。
とはいえ、ザイオン国立公園よりも標高が高く、気温がかなり低くなります。
ブライスキャニオン国立公園に行ったのは2018年7月なのですが、じつはその半年前、2017年12月にもチャレンジしており、その時は行く途中で吹雪に見舞われたため断念しました。。
ブライスキャニオン国立公園はザイオンやグランドキャニオンほどの人気はありませんが、特徴的な尖塔(フードゥーHoodoo)で知られる絶景ポイントです。
ブライスキャニオンの朝日がどこよりも素晴らしい、と言われているので、国立公園の近くに宿をとって、夕日、星空、朝日と堪能してきました。
Episode
ザイオン国立公園を昼過ぎに出発し、ブライスキャニオン国立公園にほど近い宿にチェックインしたのが午後3時ころ。
とりあえずブライスキャニオンをぐるって回る&夕日鑑賞をするために出発します!
ブライスキャニオンは南北に延びる国立公園で、北側にゲートがあります。
有名な尖塔が立つこの場所は、Amphitheaterと言われるゲート入ってすぐ、国立公園の北側にあります。
南側にはNatural BridgeやRainbow pointという見どころがあるのですが、正直言ってAmphitheaterにはかなわないなと思いました。
むしろAmphitheaterにはSunrise point、Sunset point、Inspiration Point、Bryce Pointという景色の良いスポットがあったり、キャニオンを降りていくトレイルがあったりと見どころ満載なので、可能な限りこちらに時間を割くことをお勧めします。
さて、僕たちが夕焼けを見に向かったのはBryce Point。
なぜその名の付くSunset Pointに行かなかったかというと、Amphitheaterはすべて道路から見て東側にあり、Bryce Point以外はすべて夕日の時間帯は太陽とHoodooを入れて写真に収めるのが難しいのではないか?と思ったからです。
結果から言うと、どこから撮ってもそれほど変わらないかと 笑
景色は圧巻なのですが、夕焼けという点では良い写真が撮れませんでした。
個人的な感想ですが、完全に見どころが東側によっているブライスキャニオン国立公園は、朝日最高、夕日困難な絶景スポットだと思いました。
(夕焼けもきれいだったという方、情報お待ちしています)
その日は宿でご飯を食べ、星を見に行きます。
場所は先ほどいったポイントとは違うところがよいという妻のアイディアも採用し、Sunset Pointへ。
周辺は真っ暗闇であまり地理関係が分からなかったのですが、先客のカメラの明かりを頼りに進みます。
天の川がばっちり見えていますね!
この写真はリムの上からとったのですが、Hoodooと天の川を一緒に撮るならトレイルを下って行ったほうが良いだろうと考え、少し下っていきます。
このトレイルはナバホループトレイル。
周囲をライトで照らしてあげないと何がなんだかわかりません。
赤いライトと白いライトを少しずつ当ててやることで、こんな感じの写真が撮れました!
もう少し角度を上に向けてみます。
ひとしきり満足して、翌日の朝日のために早々に就寝。
朝日はInspiration Pointが素晴らしいという情報を持っていたので、そこを目指しました。
この空気感と景色がたまらないですね。
東の空から朝日が昇ってきました!
Hoodooが黄金色に照らされてとてもきれいでした。
そのあとは、昨日少しだけ降りてみたナバホループトレイルを一周してみることに。
上から見るブライスキャニオンも美しいですが、その中を歩いていくのも格別です。
もっとも有名なHoodooはトールハンマー(Thor's Hammer)といって、Sunset Pointのすぐ近くにあります。
時間のない方はぜひこれだけでも見ていってください。
白とピンクの入り混じった不思議な地形が広がっています。この景色は世界広しといえどもここだけですよ!
Epilogue
ブライスキャニオン国立公園の景色はいかがだったでしょうか??
ラスベガスから4時間、ザイオンから90分のところにある絶景。
グランドキャニオンなどに比べると知名度が低いので忘れられがちですが、このブログを見て行ってみたいという方が増えたらうれしいです。
まとめ的に、ブライスキャニオンの見どころのおさらいをしておきたいと思います。
・ブライスキャニオンの尖塔はAmphitheaterに集中。
・南北に長い国立公園だが、Amphitheaterに行ければ満足できる。
・Amphitheaterはすべて東向きなので、朝日がきれい。(夕日がきれいという情報もあるが、実際にきれいに見ることは難しいと思われる)
・星空がきれい。標高2000越えで、光害の少ない国立公園。
それではまた!
聖域を撮る!- ザイオン国立公園その2 -
Prologue
みなさんこんにちは、ザイオン国立公園編の第二回です。
前回の内容はこちら。
旅行初日は、ザイオン国立公園の中でも有名なナローズ(The Narrows)のトレッキングをしたんですね。
その日はキャンプをしたので、その周りの様子を少しお伝えしたいなと思います。
すごくいいキャンプ場だったので、ザイオン国立公園に来る方はキャンプが楽しいですよ!
Episode
ナローズ探検に満足したあとは、シャトルバスを使ってVisitor Centerまで戻ります。
今日のキャンプ場はVisitor Center横のこのキャンプ場。
国立公園入口まですぐの最高の立地です。
ご予約はこちらから。
https://www.nps.gov/zion/planyourvisit/south-campground.htm
Zion Canyonの中に泊まれるのは、Zion Lodgeを予約できた栄誉ある(懐の面でも)人たちだけ。
庶民派はキャンプですよ、コストも抑えられますし。
このキャンプ場のいいところは、なんといっても絶景が近い。
その次にシャワーの水圧が良い!
絶景についてですが、先ほどナローズで登っていた川、Virgin Riverがすぐ裏に流れていて、これとWatchmanという裏山の景色がなんとも素晴らしいんです。
実をいうとベストスポットは下の交差点付近にある橋からの眺めらしいんですが、僕たちはキャンプ場から少し歩くので近場の河原で夕焼け鑑賞しました。
手前に流れている川がVirgin River、もっとも背の高い山がWatchmanです。
ちなみにWatchman trailというトレイルがありますが、Watchmanの頂上には行けないそうです。
まだきれいに焼けていないので、この場所に占拠してWatchmanが赤く染まるのを待つことにしました。
もう少し時間が経つともっと赤くなります。
話は変わりますが、僕は自称晴れ男です。
旅行先で雨に降られたことって数えるくらいしかないんですよ。日頃の行いってやつでしょうか??
今回も快晴!赤く染まるWatchmanを拝むことができました。
キャンプ場はCanyonの中にあるので、夕日自体を拝むことはできません。
さて、晩御飯も食べてシャワーを浴びて。周りが暗くなってきました。
暗くなってすることといえばそう、みなさんお分かり星空観賞です。
快晴、月なし街灯なし。星を見るには最高の環境です。
とりあえずどれくらい撮れるか自分たちのテントの前で適当に撮影してみます。
めっちゃ撮れるやん
(右の車が僕たちの愛車です Honda Civic)
ということでいそいそと真っ暗闇の中さっきのVirgin Riverのそばまで行ってみました。
(あまりに暗すぎて、ちょっと奥まで行けなかったビビりです)
15 mm Fisheyeで撮影しています。
一番右の山がWatchmanですね。
この時は7月。天の川もきれいに出ています。
Watchman上空を漂う天の川が見れたことに感謝しながら、この日は就寝しました。
Epilogue
すべての写真がZionのキャンプ場からすぐ行ったところから撮影したものです。
本当に自然と一体となったような気持ちになりました。自然が身近すぎて、その辺に鹿もたくさんいました。
翌日はエンジェルスランディング(Angel's Landing)というトレイルに挑戦です。
ぜひ次回も楽しみにしていてくださいね。
Instagramもやっています。
モニュメントバレーを撮る! -前編-
Prologue
迷っていました。
どのようにまとめるべきか。
この絶景を。
2017年5月にサンディエゴに赴任となってから、色々なところに行きました。その中でダントツに印象に残っているのが、このモニュメントバレー (Monument Valley)です。
“行ってよかったとこ、どこ?”と聞かれたらモニュメントバレーと即答します(2019年3月時点)
なんというのでしょう。圧倒的な存在感。They imagine the American West (アメリカ西部を想起させる) とも言われますが、なぜか日本人の僕もノスタルジックな気持ちにさせられる何かがあるように思えます。
アメリカに赴任して2年足らずですが、すでに2回行きました。(2017年12月、2018年7月)冬も夏も、よかったです。
この絶景を紹介しなければならない!でも気持ちが入りすぎてどうまとめたらいいかわからない!とはいいつつ、今回まとめます。
モニュメントバレーについて少しご紹介すると、冒頭の有名な3つの巨大な岩(ビュートといいます)の写真が有名だと思います。しかしながらMonument Valley一帯にはビュートが数多くあり、見どころは複数あります。
有名な景色としてはThe View Hotelから見るいわゆる3つのビュート(ミトンビュートというそうです)と、映画Forest Gumpからその名がつけられたForest Gump Pointが有名でしょう。それ以外にもNavajo Road内にJon Ford PointやThree sistersなどの見所があります。
今回は2017年12月の旅行記として、ご紹介します。後編で2018年7月の旅行記をまとめたいと思います。
Episode
2017年冬、グランドサークル旅行を計画しました。グランドサークルとはユタ州とアリゾナ州にまたがる豊富な国立公園群を指します。
計画では、ラスベガスからホースシューベンド、アンテロープキャニオンを経由してモニュメントバレーへ。そのグランドキャニオンによって帰るという4泊5日の旅です。
モニュメントバレーから最寄りの町、カイエンタ(Kayenta) を過ぎるころから特有の赤茶けたビュートが増えてくるようになります。気持ちも高まりながらドライブ。途中右手に曲がって直進すると料金所があります(車一台$20)。ここはナバホの聖地であり国立公園ではないため国立公園の年パスが使えません。
突き当りのThe View Hotelからの景色がいきなりこれ。写真で見てきた景色のはずなのに、想像以上にすごいです。何がすごいんでしょうね?切り立った崖でもないし、道中似たような赤茶けたビュートは数多くあります。でも言葉を失わせるほどのすごさがこの景色にはあると思いました
The View Hotel 場所
駐車場からNavajoロードに入ると映画撮影に使われた景色が僕たちを待っていました。道は舗装されていないものの整備されており、SUVであれば個人でも問題なく入っていけると思います。
ミトンビュートから離れ来た道を戻り、東の方へ車を進める途中にForest Gump Pointはあります。遠くに見えるビュートから延びる真っすぐな道路がフォトジェニックです。この道はちょうど西向きなので、今日はここで夕日を見ることに決めました。
ビュートがシルエットになり、夕日が沈む様子は幻想的です。
車が通る道路ではありますが見通しがよくシャッターチャンスは十分あると思います。もちろん車が来るたびに逃げる必要がありますが。夕日を見た後は、その日宿泊するGoulding’s Lodgeで食事をして星を見に行く計画を立てました。
忘れもしないこの瞬間、The View Hotelに泊まっていたアメリカ人に”Are you taking a picture?”と話しかけられました。星を撮っていた僕が写真を見せると
本気の“Oh my God!!”を聞くことができました。
本気なので
Oh My God!!
くらいです。
本気の“Oh my God!!”ってあれですね。”おおぅまいがっ↑”みたいな感じなんですね。これから使っていきます。
実はThe View Hotelからの明かりが強すぎて(写真の手前が明るいのはそのせい)、星撮にはイマイチな環境なんです。ミトンビュートのバランスはすごくいいのにもったいない。。
ということで暗闇のNavajoロードに入って撮影することにしました。
ナバホルート星この日は風が強く、かつ気温が低かった影響もあるのか人生で最も星が見えた日でした。本当に手が届くのではないかと思うくらい。
この日は冬だったので典型的な夏の天の川は見えないのですが、冬の天の川も素晴らしい景色でした。この写真はForest Gump Pointに向かう途中の道端に車を止め、南に向かってシャッターを切っています。
人生最高の星空に大満足の僕たちですが、これだけコンディションが良ければ朝焼けもすごいはず。もちろんミトンビュートに行ってきました。
どうですかこれ。世界で最もきれいな朝焼けが見れる場所といっても過言じゃないですよ。このとき気温は氷点下。強風も相まって指先がちぎれるんじゃないかとも思いつつ夢中でシャッターを切ります。
12月はミトンビュートの右から日が出てきます。ミトンビュートはほぼ真東に向いているので天の川も朝日にも最高のロケーションです。
日がひとしきり上がったあと、Forrest Gump Pointで写真を収めてMonument Valleyを後にします。本当に大満足の景色でした。
Epilogue
詳しいまとめは後編が終わった時に書きたいと思いますが、今思い出してもこの時の景色は印象的です。
僕たちはグールディングスロッジに宿泊しました。とても趣のある良い宿ですが、絶景のアクセスでいえばThe View Hotelが上回ります。値段が高く、予約が大変ですが、もし予約できるならThe View Hotelをおすすめします。
ただいえることは、絶対に朝日を見てください!夕焼けよりも印象的だと思いますし、くれぐれも日帰りはなさらぬよう。
方角はミトンビュートが東向き、Forrest Gump Pointは西向きです。どんな写真が撮りたいかでロケーションを変えるといいでしょう。
広角レンズは24mmが必要です。15mmだとちょっと広角すぎるかもしれませんが、それでも迫力ある写真が撮れますよ!
ヨセミテ国立公園を撮る! - その他編 - 【ベストスポット】
旅行日 2018年6月6-8日
更新日 2019年5月17日
Prologue
ヨセミテ国立公園には3泊4日の日程で旅行したので、出来たことは限られるのですが、これまでの記事に入れられなかった満足度の高いスポットについてまとめ的に今回ご紹介したいと思います。
Episode
北米で最大の滝であるヨセミテ滝を正面に、手前にマーセド川を入れることが出来るのが、このスウィンギングブリッジ(Swinging Bridge)というスポットです。簡単に散策で行けるところなので、ぜひ行ってみてください。
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もし月が出ていなければ、マーセド川に反射する満天の星空も見れるはずです。
ヨセミテ滝は2段に分かれていて、トレッキングで登ったところから見れるUpper Fallがとても壮観です。
トレッキングは2-3時間で往復できると思いますが、かなり傾斜がきついのでご注意ください。
僕らは頂上まで行きませんでしたが、さらに急勾配を登っていくとヨセミテ滝を上から見下ろすことも可能です。
機会があればぜひ行ってみたいスポットですね。
次はトゥオルムメドウ(Tuolumne Meadow)エリアにあるテナヤ湖(Tenaya Lake)をお勧めしたいと思います。
見てください。この透明度を。奥には美しいシエラ山脈を見ることができます。
テナヤ湖にはこのような木が湖に突き出ているスポットがあります。
とてもフォトジェニックなスポットだと思いますよ!
テナヤ湖はとても広いのですが、木のポイントはこのあたりです。
思い思いのポーズで楽しんでください。くれぐれも落下しないよう。
最後に、Glacier Pointの朝日、夜空の写真をご紹介したいと思います。
ヨセミテバレーは谷に囲まれているため、朝日が登るのがとても遅いです。
僕たちはグレイシャーポイントまで朝日を見に行きました。ちょうどハーフドームから太陽が出てくるような角度で撮影できました。
僕のPC環境では風景と星景を合成できないので、風景を目立たせようとするとどうしてもノイズが乗ってきてしまいますが、グレイシャーポイントからも綺麗な星空を拝めます。
グレイシャーポイントからハーフドームを見ると北東の方角なので、少し天の川からずれてしまいますが、夜の早い時間帯であれば十分天の川とのコラボレーションを楽しめるかと思います。
グレイシャーポイントは朝も昼も夜もお勧めのポイントですね。皆さんはどの写真がお好みでしょうか??
Epilogue
3回にまたがって記事にしたヨセミテ国立公園編は今回で終了です。もし実際の写真の設定や旅程について細かく知りたい方がいらっしゃいましたらコメントいただけますと幸いです。
今後もこのような形でアメリカの綺麗な景色を中心に記事を書いていこうと思っています。
楽しみにしていてくださいね!
ヨセミテ国立公園のまとめ
○部門別ベストスポット
・ベストトレイル:ミストトレイル
・ベスト滝:ヨセミテ滝
・ベストハーフドーム:センチネルブリッジ
・ベスト朝日:グレイシャーポイント
・ベストリラックス:テナヤ湖
・総合ベストスポット:
グレイシャーポイント
(理由:朝日、星空。ハーフドームも見渡せる総合的に最高なスポット)
○気を付けたほうがいいこと
・日中は劇混み。駐車場問題。
・道が細く、くねくねしている。
・ガソリン入れられるところが限られている。そして高い。
・夜間やグレイシャーポイントはそれなりに寒い。
今回の写真は、
カメラ:Pentax K-1
レンズ:風景はDFA24-70+PL-Filter の組み合わせで撮影しています。
星景はIrix 15mmでF2.8 30秒露光で撮影しました。
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